MTGメモ 外科的摘出、根絶について。
2015年3月10日コメント (2)この前赤さんからレガシーのテクいプレイない?って聞かれたので、今度説明できるようにメモ書きします。
今回は根絶について書きます。
根絶は僕も大好きなカードです。一年半くらい不動のサイドカードでした。
1.根絶と外科的摘出の違い
まずマナコスト。1マナとΦ1マナの違いは天と地ほどあります。フルタップでもうてて、入るデッキの色を選ばないというのは外科的摘出(以下土下座)の一番の利点ですね。
次に刹那、これは根絶の持つ一番のメリットです。刹那カードの上には(マナ能力以外の)起動能力を起動できず、スタックで呪文を唱えることができません。
これにより土下座スタックブレストで手札を入れ替えられたり、土下座スタック死儀礼で対象不適正、土下座スタックDigで対象不適正などを避けれます。逆に言うと、相手が土下座を使った時はこれらで対応しましょう。
次は能力のちょっとした違い。
土下座はデッキ、墓地、手札から望む枚数を追放します。根絶は全てをデッキから追放します。
これらがどう違うかと言うと
相手「君の墓地の罰する火を対象に土下座うつよ
!」
僕「うーん、じゃあ対応ブレスト。土下座あったので自分の墓地の罰する火にうちます!デッキ、墓地、手札から0枚罰する火追放!君の土下座は対象不適正ね!」
とかできます。
この際自分の墓地に罰する火が複数枚存在する場合根絶だと全部抜けちゃいますね。
2.根絶で抜きたいカード
罰する火、BUGカスケードのタルモ、ハンデスで落としたコンボのパーツ、不毛で割ったカナスレのトロピ、土地単のロームor不毛or暗黒の深部
その他諸々ですね。
3.テクい土下座プレイ
vsカナスレのトロピ抜き→タルモマングースが出なくなるのでクロックがデルバーだけになります。
vsBUGカスケードのタルモ抜き→メインクロックが死にます。
vs土地単のDD抜き→相手のフィニッシャーが罰する火だけになるのでキルターンが落ちる。
vs奇跡の終末抜き→奇跡はこのターン最初のドローで奇跡を引く→奇跡誘発→唱えるという段階を踏むので手札での終末奇跡誘発にスタックで墓地の終末を抜くと相手は終末を唱えることができません。
4.相手の土下座の回避方法。
相手が土下座を使ってくる場合墓地のカードを対象不適正にすることで回避できます。
死儀礼で対象カードを弾く、探査呪文で追放する、対応虚無の呪文爆弾起動などです。
基本的に対応できない根絶に対処する方法もあります。
罰する火、燃え柳の木立セットは根絶を逃れることのできるカードです。
刹那は対応の起動能力、呪文を許しませんが、誘発能力ならば対応可能なのです。そして刹那はマナ能力を止めることもできません。
なので根絶対象罰する火ならば燃え柳の木立で赤マナを出す→罰する火誘発赤マナで回収ができてしまいます。
同様に誘発能力を持つ相殺なら根絶を打ち消すことも可能です。方法はブレストや独楽でトップから二番目にコスト1カードを置くだけです。
だいたい根絶はドロー後にうたれる事が多いので、ドロー後にコスト1のカードがデッキトップにくる用に仕込めばいいです。そうすると根絶唱える相殺誘発→打ち消しとなる訳ですね。
同様にトップから二番目に3マナを置いておくと、クローサの掌握も打ち消すことができます。
色々抜けてることも多いのでまた適当に指摘していただけるとありがたいです。
今回は以上となります。
それではまた!
@kindai_mtgもよろしくお願いします。
今回は根絶について書きます。
根絶は僕も大好きなカードです。一年半くらい不動のサイドカードでした。
1.根絶と外科的摘出の違い
まずマナコスト。1マナとΦ1マナの違いは天と地ほどあります。フルタップでもうてて、入るデッキの色を選ばないというのは外科的摘出(以下土下座)の一番の利点ですね。
次に刹那、これは根絶の持つ一番のメリットです。刹那カードの上には(マナ能力以外の)起動能力を起動できず、スタックで呪文を唱えることができません。
これにより土下座スタックブレストで手札を入れ替えられたり、土下座スタック死儀礼で対象不適正、土下座スタックDigで対象不適正などを避けれます。逆に言うと、相手が土下座を使った時はこれらで対応しましょう。
次は能力のちょっとした違い。
土下座はデッキ、墓地、手札から望む枚数を追放します。根絶は全てをデッキから追放します。
これらがどう違うかと言うと
相手「君の墓地の罰する火を対象に土下座うつよ
!」
僕「うーん、じゃあ対応ブレスト。土下座あったので自分の墓地の罰する火にうちます!デッキ、墓地、手札から0枚罰する火追放!君の土下座は対象不適正ね!」
とかできます。
この際自分の墓地に罰する火が複数枚存在する場合根絶だと全部抜けちゃいますね。
2.根絶で抜きたいカード
罰する火、BUGカスケードのタルモ、ハンデスで落としたコンボのパーツ、不毛で割ったカナスレのトロピ、土地単のロームor不毛or暗黒の深部
その他諸々ですね。
3.テクい土下座プレイ
vsカナスレのトロピ抜き→タルモマングースが出なくなるのでクロックがデルバーだけになります。
vsBUGカスケードのタルモ抜き→メインクロックが死にます。
vs土地単のDD抜き→相手のフィニッシャーが罰する火だけになるのでキルターンが落ちる。
vs奇跡の終末抜き→奇跡はこのターン最初のドローで奇跡を引く→奇跡誘発→唱えるという段階を踏むので手札での終末奇跡誘発にスタックで墓地の終末を抜くと相手は終末を唱えることができません。
4.相手の土下座の回避方法。
相手が土下座を使ってくる場合墓地のカードを対象不適正にすることで回避できます。
死儀礼で対象カードを弾く、探査呪文で追放する、対応虚無の呪文爆弾起動などです。
基本的に対応できない根絶に対処する方法もあります。
罰する火、燃え柳の木立セットは根絶を逃れることのできるカードです。
刹那は対応の起動能力、呪文を許しませんが、誘発能力ならば対応可能なのです。そして刹那はマナ能力を止めることもできません。
なので根絶対象罰する火ならば燃え柳の木立で赤マナを出す→罰する火誘発赤マナで回収ができてしまいます。
同様に誘発能力を持つ相殺なら根絶を打ち消すことも可能です。方法はブレストや独楽でトップから二番目にコスト1カードを置くだけです。
だいたい根絶はドロー後にうたれる事が多いので、ドロー後にコスト1のカードがデッキトップにくる用に仕込めばいいです。そうすると根絶唱える相殺誘発→打ち消しとなる訳ですね。
同様にトップから二番目に3マナを置いておくと、クローサの掌握も打ち消すことができます。
色々抜けてることも多いのでまた適当に指摘していただけるとありがたいです。
今回は以上となります。
それではまた!
@kindai_mtgもよろしくお願いします。
コメント
MTGには、ライブラリーのような非公開領域から特定のカードを探す場合、実際にはそのカードがあったとしても、見つからなかったことにしてもよい。 というルールがあります。(CR701.15b)
つまり、相手がこちらの墓地のタルモゴイフを対象に外科的摘出を撃ってきた場合、こちらが持っているのが根絶だったとしても、「対応して墓地のタルモゴイフに根絶をキャスト。墓地のタルモゴイフは追放しますがライブラリに残っているタルモゴイフは追放しません。」というプレイは可能です。
しかしこの「わざと見つからなかったことにする」プレイは、墓地のような公開領域のカードについては行うことができません。
外科的摘出の「望む枚数だけ探し」というテキストはここに影響してきます。
例えば先程の状況で自分の墓地にタルモゴイフが3枚落ちている場合、根絶ならば必ず3枚全て追放しなければなりませんが、外科的摘出ならば0枚でも1枚でも好きな枚数だけ追放して終わりにすることができます。
そうですねー。次書くときに変更加えときますー